コロナによる新しい形の運動会
◆開催してくださったことへの感謝
コロナ禍による各種イベントの中止がありました。
卒業式や入学式、修学旅行、遠足などが中止になった方もいらっしゃったと思います。
秋になり、運動会の季節となりましたが、開催できるのかどうか、開催された際の方法など、けっこうギリギリまで詳細な案内がありませんでした。
そのことからも、先生方の調整の苦労がうかがわれます。
幸いなことに、娘たちの小学校では、運動会が開催されました。
本当にありがたいことです。
ただ、例年と違う点があり、またその違いがむしろ良いなと思ったことも多かったです。
◆今年の運動会の例年との違い
①2部制
まず、変更があったのが、午前午後の2部制になったことです。
1・3・5年生と2・4・6年生に分かれ、半日ずつの開催でした。
わが家は、年子なので、1日通しての参加となりました。
②各家族2名
また、参加できるのが、各家族2名に限られました。
入口で、事前に配布された入場チケットの確認があり、徹底されていました。
③ダンスや組み立て体操の中止
授休校要請からの授業時間の確保もあり、練習時間がなく演技系の種目がカットされました。
うちの小学校は、ダンスに力を入れているようで、毎年各学年2~3曲くらいのダンス演目がありましたが。
それが、全部ありませんでした。
時勢で、仕方のない部分ではありますが、子どもたちも私たちも毎年たのしみしていたので、残念ではありました。
④開会式が放送
運動会と言えば、校長先生や来賓の方のありがたいお話がつきものですが、今年は全てカット。
午前午後ともに、ラジオ体操からの始まりでした。
◆コロナ禍の運動会はどうだった??
正直なところ、たのしみにしていたダンスがなかったのが、最大の残念ポイントではありましたが、良い点も多かったと感じてます。
①分散による席取り合戦がない
運動会といえば、お父さんが朝から並んで少しでも良い席を確保するといったイメージもありますが。
今年は、オールスタンディングであったこともあり、開催ギリギリの到着でも大丈夫でした。
また、シートを広げてゆっくりは座れませんが、みんな立ってるので、保護者が自分の子どもが終わり次第交代しながら撮影ができたので、撮影もスムーズにできました。
ずっと立ちっぱなしなので、終わったら足が痛かったですが。
②おじいちゃん・おばあちゃんが参加できず
こちらも毎年たのしみにしてくださっていたのに、観れなかったのは残念でした。
遠くから観てくださったようですが、娘たちは見つけられず、雰囲気のみ味わうといった形になってしまいました。
③競技がいつもと違うテイスト
密になる競技ができないので、障害物競走的な競技が多かったのですが、各学年の先生方の工夫もあり、多様な競技が観ている方もとてもたのしめました。
特に、1年生の玉入れは、途中で少しダンスが入っていたり、半数ずつ玉を投げたりと、コロナ対策をしつつも、かわいいダンスも魅せてくださり、本当に凄いなあと感心させられました。
最後の運動会が、いつもと違う終わり方をしてしまった方々もいらっしゃいますが。
「あの運動会も、あれはあれでたのしかったよね」
と笑って話ができるように、早くなってほしいと切に願います。